大腸ポリープについて
大腸粘膜に隆起(りゅうき)する組織を大腸ポリープといいます。ポリープは、直腸とS状結腸に高い確率で発生し、大きさは数ミリから3センチ程度まであります。大きく腫瘍性、非腫瘍性に分けられます。
問題となってくるのが腫瘍性のポリープで、この中でも良性腫瘍と悪性腫瘍があります。腫瘍性ポリープの場合、良性といっても多くは腺腫(せんしゅ)と呼ばれる腫瘍で、放置しておけば徐々に大きくなり悪性、すなわち大腸癌へと進展する事があります。良性の腺腫の状態で切除をすることが必要です。
大腸粘膜に隆起(りゅうき)する組織を大腸ポリープといいます。ポリープは、直腸とS状結腸に高い確率で発生し、大きさは数ミリから3センチ程度まであります。大きく腫瘍性、非腫瘍性に分けられます。
問題となってくるのが腫瘍性のポリープで、この中でも良性腫瘍と悪性腫瘍があります。腫瘍性ポリープの場合、良性といっても多くは腺腫(せんしゅ)と呼ばれる腫瘍で、放置しておけば徐々に大きくなり悪性、すなわち大腸癌へと進展する事があります。良性の腺腫の状態で切除をすることが必要です。
スネアと呼ばれる専用の器具でポリープを焼き切ります。切除しやすくするために病変の根元に生理食塩水を注入してから切除する事もあります。
従来は入院が必要であったり大きな病院で行っていた治療ですが、内視鏡技術と機械の進歩により、当院では多くのポリープは日帰りで切除を行っています。大腸検査とポリープ切除を日帰りで行う事で入院費用の負担がなくなり、ポリープ切除のために改めて検査を受けなくてはならないといった手間も省けます。
(非常に大きいポリープでどうしても入院が必要と判断した場合はご希望の病院へ紹介することもあります)
ポリープを切除した後は必ず出血していないか確認します。出血している場合でも専用の器具で止血処置を行います。検査終了時には出血していない場合でも、その後動く事により出血してしまう事もあります(後出血)。治療後は出血予防のため数日間は激しい運動は禁止です。なるべく消化のよい食事をとって頂きます。アルコールも禁止となります。治療後はスタッフからこのような注意事項の説明がありますので不明な点はおたずね下さい。
切除したポリープは顕微鏡にて組織検査を行います。10日~2週間ほどで結果が出ますので、結果が出るくらいに外来の予約を取って頂きます。そこで結果の説明を行わせて頂きます。
© shonan ishiguro clinic